日通、中古家具寄付でカンボジア大使から感謝状

ロジスティクスNIPPON EXPRESSホールディングス（NXHD）は12日、グループの日本通運（東京都千代田区）とNX商事（同港区）が7月5日に駐日カンボジア王国大使館トゥイ・リー特命全権大使閣下から感謝状を贈られたと発表した。

NX商事は、自治体や企業のオフィス移転やレイアウト変更などで不要になった中古オフィス家具を海外に寄付する事業に取り組んでおり、環境省が推奨するリユース推進による循環型社会の形成や社会貢献、および持続可能な開発目標（SDGs）達成への取り組みに対する具体的な成果を提示するスキームとして、広く支持されている。

日本通運は、2021年末の事務所移転の際に不要になった中古オフィス家具をSDGsの理念である「国際貢献」「循環型社会の形成」などの実現に向けて、NX商事のスキームによるカンボジアへの寄付を決定。中古オフィス家具は東京港からカンボジアへ海上で輸送し、ことし3月にカンボジア青年連盟へ届けられた。

日本通運のカンボジア青年連盟への寄付とNX商事の寄付スキームが評価され、駐日カンボジア王国大使館トゥイ・リー特命全権大使閣下が日本通運とNX商事に感謝状を贈呈した。

▲（左から）秋田進・NX商事社長、ケム・ボリヴァット駐日カンボジア王国大使館二等書記官、トゥイ・リー特命全権大使閣下、齋藤充・NXHD社長兼日本通運社長、内田敏朗・NXHD専務執行役員（出所：NXホールディングス）