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日通、カンボジア発複合混載で大阪向け開始

2015年11月6日 (金)

サービス・商品日本通運は6日、コンテナ1本に満たない貨物を運ぶカンボジア発日本向けの複合輸送サービス「NEXSAO-カンボジアSAT」で11月の2週目から大阪向けの取り扱いを開始すると発表した。今後、日本以外を仕向地としたサービスも検討する。

このサービスは昨年4月、コンテナ1本単位の複合輸送サービスとして販売を開始し、15年7月に東京向けの複合混載をスタート。

全行程を海上輸送とする場合に比べてリードタイムを2日短縮しながら、運賃は航空混載便の15分の1と安く、日通の自社車両による国境での積み替えのないクロスボーダー一貫輸送が支持され、大阪向けのニーズが高まっていた。

同社は日系企業で初めてカンボジア・ベトナム両国間を同一車両で通行できる「ダブルライセンス」を取得。国境で荷物を積み替えることなく、陸・海を一貫輸送できる体制を整えた。一般的にカンボジア発日本向けの海上混載輸送はシンガポール経由で行われており、同港で海上コンテナをいったん開封し、すべての荷物を積み替える作業が必要だった。

日通、カンボジア発複合混載で大阪向け開始

(出所:日本通運)