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日本ロジステック倒産で賃借施設にも保全命令

2022年8月31日 (水)

(イメージ)

拠点・施設総合物流の日本ロジステック(東京都千代田区)の経営破たん問題で、同社が民事再生手続きに基づいて東京地裁から資産の保全命令を受けたことに伴い、同社が賃借している物流施設にも保全命令が及んだ。

大家の不動産投資ファンド、CREロジスティクス投資法人(東京都港区)とラサールロジポート投資法人(同千代田区)が8月31日、それぞれその旨を公表した。当面、賃料の支払いなどが凍結される。

それによると、CREは「ロジスクエア草加」(埼玉県草加市)を日本ロジステックに賃貸しており、賃貸面積は全体の5.3%に当たる2万9074平方メートル。ラサールは「ロジポート流山B棟」(千葉県流山市)で、賃貸面積は同3.32%にあたる4万9210平方メートル。両法人とも「民事再生手続きの進ちょくを注視しながら、テナント(日本ロジステック)との協議を進めていく」としている。

ロジスクエア草加については、日本ロジステックが賃借したスペース全てが別の企業に再賃貸されている。

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