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リノベビルが環境性能評価で最高位、大塚倉庫

2022年9月27日 (火)

▲「CROSS DOCK HARUMI」ビル外観(出所:大塚倉庫)

認証・表彰大塚グループの医薬品などの物流を担う大塚倉庫(大阪市港区)は26日、所有する倉庫をオフィスにリノーベーションした「CROSS DOCK HARUMI」ビル(東京都中央区)が、建築環境総合性能評価システム「CASBEE不動産評価認証」で、4段階のうち最高位である「Sランク」を取得したと発表した。

CASBEEは、省エネルギーや環境負荷の少ない資機材の使用といった環境配慮をはじめ、室内の快適性や景観への配慮なども含めた建物の品質を総合的に評価、格付けするもの。

大塚倉庫は、物流現場での環境負荷軽減活動にとどまらず、システム構築やオフィスの改善、社員の意識・行動といったさまざまな観点から、全社的にグリーンロジスティクスを通じて社会貢献に取り組んでいる。2017年度には、エネルギー消費量削減に適合した建築物に適用される「ZEB Ready認証」を取得。今回の不動産認証取得は、一連の取り組みに加えて設備のエネルギー分析システム導入やシステムを利用したエネルギー利用に関する改善活動が評価された。

同社は、具体的な取り組みとして、エネルギー使用量や空調設備などの運転データを分析し、要望のあったテナントに対するフィードバックを行うといった環境へ配慮した活動を挙げている。