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トレードワルツ、シンガポールに駐在員事務所

2022年9月28日 (水)

国際貿易情報連携プラットフォーム(PF)の「TradeWaltz」(トレードワルツ)を運営するトレードワルツ(東京都千代田区)は28日、シンガポールにAPAC(アジア太平洋)駐在員事務所を設立したと発表した。同社の海外拠点設立は初めて。シンガポールでは設立後3年未満の企業について、駐在員事務所の設立は認められていないが、現地政府による特例が適用されたとしている。

同社は国内にとどまらず、APEC(アジア太平洋経済協力)、ASEAN(東南アジア諸国連合)の国家プロジェクトなどとして、タイやシンガポール、オーストラリアなどとの貿易PF連携プロジェクトを推進。ベトナムやカンボジア、インドネシアなどでは「市場調査とユーザー獲得の活動」をスタートしている。各国でユーザーから電子連携での利用ニーズが高まっているほか、急激な円安進行による為替差益も踏まえて海外拠点の設立に踏み切った。

駐在事務所長にアライアンス事業の林洸太朗部長が就任し、11月初旬からの駐在を予定する。林氏は「先月末に国連ESCAPのイベントでシンガポール出張した際も、現地のトレードワルツに対する期待を大きく感じた。期待に少しでも応えたい」とコメントしている。