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日本郵船、国際会議で脱炭素化の取り組み説明

2022年10月11日 (火)

▲日本郵船の中村利執行役員(出所:日本郵船)

ロジスティクス日本郵船はこのほど、9月28日にオンライン開催された国際会議「第2回燃料アンモニア国際会議」(経済産業省など主催)に海運業界から唯一参加し、中村利執行役員が「燃料アンモニアの舶用利用による海運の脱炭素化」をテーマに自社の取り組みを紹介した、と発表した。

中村氏は燃料アンモニアの船舶用燃料ニーズが将来的に高まる見通しを踏まえ、アンモニア燃料によるタグボートとアンモニア輸送船の開発状況について紹介。世界で初めて両船ともに認証機関による技術要件や安全基準を満たした基本設計承認(AiP)を取得したことを報告し、アンモニアサプライチェーン構築に関わる取り組みについて説明した。

このほか、東京都内で10月5、6日に開催された、気候変動に対する解決を探る「ICEF2022」(日本政府など主催)に初めて参加したことも発表。横山勉グリーンビジネスグループ長が、外港海運事業でのGHG(温室効果ガス)削減の長期目標に掲げる「2050年までのネットゼロ・エミッション達成」に向けた全般的な取り組みをテーマに登壇した。

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LOGISTICS TODAY編集部
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