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日本郵船、燃料アンモニア国際会議で課題を提示

2021年10月7日 (木)

(出所:日本郵船、クリックで拡大)

環境・CSR日本郵船は7日、10月6日に開催された「第1回燃料アンモニア国際会議」に参加し、燃料アンモニアのサプライチェーン構築に不可欠な海上輸送や船舶用燃料としての活用について説明したと発表した。

燃料アンモニア国際会議は、地球温暖化対策に有効な燃料アンモニアの安定的かつ柔軟性のある市場・サプライチェーン構築に向け、国際的な官民連携基盤を強化することを目的に、今年初めて開催した。

日本郵船の中村利執行役員が第2部「産業セッション」に登壇。CO2フリー社会の実現手段としての燃料アンモニアの供給や、海運業界における舶用燃料アンモニアの導入に向けた課題を挙げた。日本が官民一丸となり課題解決に取り組むことを説明し、日本郵船グループの具体的な燃料アンモニア導入の取り組みを紹介した。

日本郵船グループは、ESGの経営戦略への統合を更に加速させることを掲げた「NYKグループ ESGストーリー」をことし2月3日に発表。なかでも温室効果ガス排出量削減を必須課題と位置付け、脱炭素化に向けた研究を通じて新たなグリーンビジネスの創出に取り組んでいる。今回の会議への参加を契機として、ESG経営を力強く推し進めるべく、気候変動に対応した事業戦略を通じて新たな価値創造を推進していく。