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積荷のアンモニアを燃料活用、郵船など3社共同研究

2020年8月17日 (月)

▲AFAGC外観イメージ図

M&A日本郵船、ジャパンマリンユナイテッド、日本海事協会の3社・団体はこのほど、アンモニアを主燃料とする液化アンモニアガス運搬専用船(AFAGC)と浮体式アンモニア貯蔵再ガス化設備(A-FSRB)の実用化に向け、共同研究開発契約を交わしたと発表した。

これにより、3社は多目的LPG(液化石油ガス)船が担っているアンモニアの大量海上輸送を代替するため、世界で初めて液化アンモニアガス運搬専用船の研究開発に取り組む。積荷のアンモニアを舶用燃料として活用することで、ゼロ・エミッション化の早期実現も視野に入れる。

また、世界初となるアンモニア専用の浮体式貯蔵・再ガス化設備を搭載したバージの研究開発に取り組み、燃料アンモニアの安定供給に向けて貯蔵タンク、再ガス化設備などの代替設備として活用する。