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フォーク転落防ぐ注意システム開発、ミドリ安全

2022年10月14日 (金)

サービス・商品ミドリ安全(東京都渋谷区)は、19〜21日に福岡県で開催される「緑十字展2022」(中央労働災害防止協会主催)で、フォークリフト乗車時の墜落や転落を防止するシステム「フォークリフト・ハーネス・リマインダー」を参考出展する。

作業者が墜落制止用器具の付け忘れを防ぐための独自システムを開発し、ピッキングフォークリフトに乗車すると作業者や周囲の人に対して、ハーネス装着を促す警告アナウンスが自動作動する仕組みなどを実現した。同展にプロトタイプを出展する。さまざまな実験を行った結果、より安全性が高いとされる「フルハーネスにロック機能付き常時巻取り式ランヤードの組み合わせ」を推奨している。

▲ピッキングフォークのフック掛け忘れ対策に(出所:ミドリ安全)

発表によると、陸上貨物運送事業では、労働災害での死傷災害事故発生件数のうち「墜落・転落」が全体の26.9%と最多を占める。特に、物流倉庫などでピッキングフォークリフトを使った作業などで、作業者がスピードや効率を優先しており、事故防止機器を正しく使用していないケースが散見されるという。

▲墜落・転落事故は全産業で毎年2万件以上発生するなか、陸上貨物運送事業では最多発生件数

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LOGISTICS TODAY編集部
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