ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

佐川急便、GLP尼崎内に大型中継センター新設

2022年10月27日 (木)

拠点・施設日本GLP(東京都港区)は27日、SGホールディングスグループの佐川急便と大規模多機能型物流施設「GLP ALFALINK(アルファリンク)尼崎」(兵庫県尼崎市)の1区画を利用する賃借契約を締結したと発表した。延床面積37万平方メートルという広大な面積と最適な立地を生かし、取り扱い個数の拡大や輸送品質の安定に向けて、同施設内に大型中継センターを新設する予定。

佐川急便が入居するのは南棟1、2階の延床面積4万3000平方メートル。GLP ALFALINK 尼崎は2023年11月から順次着工し、26年6月に全棟完成を見込む。総投資額は1000億円。

▲「GLP ALFALINK 尼崎」の完成イメージ(出所:日本GLP)

発表によると、両社はこれまで協力関係を築いており、佐川急便は関西エリアの物流オペレーションの一層の効率化と成長性に期待して入居を決めたという。同時発着台数290バース、天井高11メートル、300メートルを超えるスパンなどを実現する「類いまれな物流拠点」(日本GLP)が誕生する。

佐川急便は2021年から関東で展開してきた大型物流施設「Xフロンティア」(東京都江東区)内の中継センターで技術やオペレーションを培っており、関西でも大型トラック運行台数の削減やCO2排出量削減といった効果を見込む。

日本GLPの帖佐義之社長は「関西でさらなる成長を目指す上で重要な旗艦拠点と位置付ける。大型中継センターの新規開設は、西日本エリアの物流のさらなる発展に寄与する」などとコメントしている。

▲(左から)佐川急便の本村正秀社長、日本GLP帖佐義之社長

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com