ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

自動搬送「PopPick」がデザイン賞に、ギークプラス

2022年11月2日 (水)

▲ギークプラスの新型AGV「PopPick」(写真はことし9月14日の国際物流総合展)

認証・表彰物流ロボット開発を手掛けるギークプラス(東京都渋谷区)は1日、自動搬送・仕分けシステム「PopPick(ポップピック)ソリューション」が独デュッセルドルフで行われた国際的な製品デザインコンテスト「ヨーロピアン・プロダクト・デザイン・アワード」で、プロダクトデザイン賞を受賞したと発表した。

発表によると、同コンテストは世界から応募された数千のデザインプロジェクトについて、審査員が吟味や評価して最も美しく、機能的で、革新的な製品を選ぶもの。ポップピックの高い機能性とロボットデザインの美しさが受賞理由となった。

2022年初めに発売され、日本では今秋に投入されたポップピックは、すでにアジアと米国の倉庫で稼働を開始している。同システムは、倉庫の保管場所からラックをオペレーターのいるポップピックワークステーションまで運ぶピッキングロボットで構成。クレーンがコンテナをオペレーターの目の前に出し入れする構造となっている。

ピッキング速度を1時間当たり最大650コンテナまで高めて、倉庫の保管密度を従来の棚搬送と比較して最大50%向上させるほか、作業生産性を2倍にする。

ポップピック専用ラックは、倉庫の高さを有効活用し、防火シャッター直下を通過できる高さ(3.9メートル)で稼働が可能。消防区画を跨いでロボットが行き来することで、消防区画ごとでオペレーションを区切らず運用できる。ラックの保管効率はもちろん、AGV(無人搬送車)のメリットであるコストパフォーマンスと柔軟性を生かした設計としている。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com