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トランコム、AI予測で求荷求車の荷請けロス削減

2022年11月7日 (月)

サービス・商品トランコムは7日、求荷求車サービスについて、アルゴリズムライセンス事業を手掛けるPKSHA Technology(パークシャテクノロジー、東京都文京区)が開発したAI(人工知能)予測システムを採用した、と発表した。属人化しがちな荷請けの判断などをパークシャテクノロジーのAIが行うことで、従来では荷請けできなかった、機会損失の10%を削減するとしている。

トランコムが強みとする中長距離の幹線輸送では、荷姿や荷物の固定方法、積み降ろしの場所など輸送条件が多岐にわたり、詳細な情報取得や条件交渉は人手を介す必要があるため、「アジャスター」と呼ばれる営業スタッフが荷主の要望に合わせて荷請けの判断を行っている。この判断には一定の属人性が伴うため、新人アジャスターの誤判断による機会損失の発生が課題となっていた。

パークシャのAIは、膨大な過去のマッチング実績、貨物や空車の需給傾向を学習し、対象となる貨物とマッチする空車が見つかる可能性を予測する。予想空車量、ルート、過去実績の3点を根拠にスコアを表示することで、アジャスターによる荷請け判断の迅速化や、判断の是正に寄与する。

▲システムの概要(クリックで拡大、出所:PKSHA Technology)

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LOGISTICS TODAY編集部
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