国際中国ロボティクス企業のディープ・ロボティクスと華電電力科学研究院はこのほど、火力発電所の「全場面(全域)智能巡検ロボットシステム」を共同で発表した。タービン建屋やボイラー周辺、輸煤・燃料設備、昇圧ステーションや配電室などを対象に、重点区域の巡検を100%自動化でカバーし、異常の自動検知と予兆保全を組み合わせ、警報の正確性は90%以上、運用保守コストは年間で100万元超の削減が可能になるとしている。
中核生産エリアでは、四足歩行ロボットが20センチの段差を越え、40度の階段を昇降して複数フロアを跨いだ巡検を行う。高温や粉塵環境への耐性も備え、ボイラー周辺での油位確認、漏えい兆候の識別、異音の判断など、高リスク作業を代替する位置付けだ。輸煤・燃料系統では「レール式ロボット+定点監視」を組み合わせ、ベルトの蛇行や裂傷、石炭温度などを標準化した手順で監視し、故障の特定と警報を行うとしている。
システムは、ディープ・ロボティクスのロボットプラットフォーム(動作温度帯はマイナス20度-55度)と多種センサーによるデータ取得に、華電電科院の設備診断・予警アルゴリズムを連携させる構成とした。取得データを統合プラットフォームで分析し、予測保全につなげることで、非計画停止の抑制と設備信頼性の向上を狙う。今後は自律判断能力や診断精度、マニピュレーター協調などの機能強化を進め、火力発電所への展開を拡大する方針という。
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