ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

乾汽船2Qは営業利益81%増、高市況時の成約効く

2022年11月11日 (金)

財務・人事乾汽船が11日発表した2023年3月期第2四半期連結決算は、売上高が前年同期比53.8%増の262億9300万円、営業利益が81.7%増の104億6400万円、最終利益が49.8%増の76億5900万円と、増収増益となった。海運市況はいくぶん低下してきたが、高かった時の成約案件がまだ多かったことで好業績となった。

発表によると、新型コロナウイルス禍による外航海運の混乱はある程度落ち着き、海運市況の上昇圧力も第2四半期後半に向けて抑制されてきたが、それ以前の高止まりしていた時に成約した案件が多く、業績を押し上げたという。外航海運事業のセグメント業績は、売上高が72.2%増、営業利益が96.6%増と大きく伸びた。

23年3月期通期の連結業績については、8月に公表した予想値を下方修正し、売上高が452億4900万円、 営業利益が130億6400万円、最終利益が93億300万円とした。コロナ禍に起因した航海阻害要因が減り業界の輸送能力が拡大していることで、外航海運市況が前回予想をやや下回る水準で推移する見通しとなったためという。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com