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日本が緊急資金協力、小麦運搬船がソマリアへ出港

2022年12月9日 (金)

(出所:WFP)

行政・団体WFP(国連世界食糧計画)の9日の発表によると、2万5000トンの小麦を積載したWFPのチャーター船が8日、ウクライナのオデッサ港からアフリカのソマリアに向けて出港した。深刻な食料不安に苦しむソマリアにウクライナ産小麦を輸送・配布する人道支援に対しては、日本政府も1400万ドルの緊急無償資金協力を行っており、WFPは日本の対応を歓迎すると表明した。

ソマリアは過去40年間で最も镸い干ばつによる不作や、政情不安、ウクライナでの戦争による影響、新型コロナウイルス感染症後の経済回復の遅れにより、食料価格の高騰が深刻化している。WFPは日本政府の支援によって、同国で苦しむ84万人超の人々に緊急の食料支援を提供できる、と説明している。

WFPによると、今回の小麦輸送には日本のほかフランス、フィンランドも支援を行った。

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LOGISTICS TODAY編集部
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