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ECギフト包装、イー・ロジットのノウハウは

2022年12月9日 (金)

▲ラッピング技術共有のための特別研修の様子(出所:イー・ロジット)

ECEC(電子商取引)専門物流代行会社のイー・ロジットは9日、ECギフトのラッピングニーズが高まっているとして、その状況と自社独自のサービス手法を紹介した。

同社によると、オンラインギフト総研の2022年度の調査では、ギフトの購入場所として「総合ECサイト」が49.4%と最も多く、昨年首位だった「デパートや百貨店の店頭」(46.0%)を上回る結果となった。それを念頭に、イー・ロジットはEC事業者などに向けて、ECでのラッピングのニーズが高まっていると指摘した。

その上で自社のサービス手法を紹介した。首都圏のフルフィルメントセンターではラッピングの資格を持つスタッフが他のスタッフたちにラッピング講習を行ったこと、取引先の靴下メーカーでクリスマスや母の日といったイベント時だけでなく平時でもギフトラッピングを希望されるケースが多いという事例を紹介した。

さらに、ラッピングの細かな手作業を担う人材をどう確保するか、という課題に対し、自社の経験を交えて「近隣に小中学校が複数ある住宅街に物流センターを開設する」という方策を提言した。そのような立地であれば、小中学校に子供を通わせている母親たちが長期的にセンターで働いてもらえ、スキルの高い人材になってくれるのだという。フレックス制度の導入や現場スタッフの改善提案も生かすなど、より働きやすい環境づくりをすることも、ラッピング人材の確保には重要だと指摘した。

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LOGISTICS TODAY編集部
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