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日販、ローソンの返品物流活用し古着再利用を促進

2022年12月12日 (月)

▲ローソン店頭に設置される回収ボックスのイメージ(出所:日本出版販売)

環境・CSR出版取次大手の日本出版販売(東京都千代田区)は12日、返品物流を活用した古着のリサイクル事業に関する実証実験を都内のローソン店舗で始めた。自宅で使用されていない洋服を回収する専用ボックスをコンビニ店頭に設置。古着の回収率を高め、リサイクル・再利用のプラットフォーム形成の事業化を検討する。

発表によると、実証は豊島区のローソン北大塚一丁目店内の「グリーンローソン」で、12月12日から2023年1月20日まで実施する(年末年始は除く)。回収ボックスに集められた洋服は、ローソンの店舗に配送される商品の返品物流を通じて、定期的に出版物流の集荷担当ドライバーが回収する。その後、状態や種類、素材、色ごとに分類。状態が良いものは中古衣料として海外へ出荷し、リユースが困難なものは軍手や工業用ウエスの原材料としてリサイクルする。

1日当たりの回収目標は1.5袋(1袋当たり90リットルを想定)。靴下や下着などは回収の対象外とする。

日本国内の古着回収率は34%という。

▲回収した洋服のリユース・リサイクルのイメージ

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LOGISTICS TODAY編集部
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