配送管理｢MOVO Vista｣に配車表機能、Hacobu

サービス・商品物流のクラウドシステムを運営しているHacobu（ハコブ、東京都港区）は12日、自社の配送案件管理サービス「MOVO Vista」（ムーボ・ヴィスタ）に配車表機能を追加したと発表した。荷主から届く配送案件の受領から配送計画の作成までをワンストップででき、業務時間を大幅に短縮できるという。

ムーボ・ヴィスタは、荷主や元請け、運送会社がこれまで電話やファクス、メールでやり取りしていた受発注や案件管理を、オンライン上で可能にしたクラウドサービスだ。

今回、「配車表機能」を追加したことによって、配送案件の依頼を受けた配車担当者が、受注の詳細データをそのまま配車表内で取り扱うことができ、配送計画をワンストップで作成できる。荷主と元請けと運送会社それぞれの配車業務担当者が、同じシステム内で業務を完結できる。

▲MOVO Vistaの配車表機能画面（クリックで拡大、出所：Hacobu）

また、配車表機能を参照して、車両リソースを加味した受注判断を行うことも可能になる。万が一、自社で運べないことがわかった場合には、協力会社へ依頼するという既存機能もあり、柔軟な配車を実現できるという。

さらに、ドラッグ&ドロップなど直感的な操作性や、複数拠点の配車状況の一括管理ができるのも特徴だ。拠点間で互いの配車状況を確認して拠点を跨いだ車両調整を検討することもできる。ドライバーへの連携も的確になり、コミュニケーションコストの削減につながる。同社は、配車表機能によってサプライチェーン全体での業務効率化を実現できるとしている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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