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日置電機、子会社を吸収

2010年10月8日 (金)

産業・一般日置電機は8日、100%子会社のハインズテックを吸収合併すると発表した。

 

ハインズテックは同社グループでプリント基板の画像検査、主にベアボードの最終外観検査装置の開発・販売を行う会社として設立。国内企業、日系海外企業を主体に営業活動を展開してきたが、昨今の世界経済の減速に伴う販売低迷により業績が悪化、経営基盤強化のため、昨年初頭にハインズテックの開発部門を同社の開発部門に統合し、販売に特化した企業としてコスト構造の見直しを行っていた。

 

また今回、アジア地域での広範囲な販売活動を機動的に進めるため、合併により販売部門の統合、情報の集約と人的集約をに取り組み、グループとしての収益力の向上を図ることにしたもの。

 

合併はハインズテックを消滅会社とする吸収合併方式とし、ハインズテックは解散する。ハインズテックは2010年12月期で債務超過状態を解消することが困難なため、保有する債権の一部を放棄し、債務超過状態を解消した後に合併する。