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東京都、ドローンの山間地域配送を青梅で実証

2022年12月21日 (水)

行政・団体東京都は21日、ドローンの「レベル4飛行」(有人地帯における補助者なし目視外飛行)が12月5日の改正航空法の施行で解禁されたことを受け、2023年1~2月に青梅市の山間地域で、小売商品の配送プロジェクトを実施すると発表した。都内でのドローン物流サービスの早期社会実装につなげるのが目的だ。

▲実証で使用する機体(出所:東京都)

発表によると、このプロジェクトには民間から佐川急便、イームズロボティクス(福島県南相馬市)、日本気象協会、サンドラッグ(東京都府中市)が参加する。飛行ルートは、青梅市二俣尾2丁目広場から御岳運動広場までの4.8キロ。1月11日から2月10日まで、それぞれの日の午前11時ごろから午後4時ごろまでの間、1日に最大5往復の飛行を予定している。使用するドローンの機体はLAB6150。

運搬するものは、パソコンやスマートフォン、または電話で注文を受けた商品(日用品、市販医薬品、食品など)とし、ドローン配送の有効性を検証する。

都は本年度から24年度にかけて民間企業のドローン物流の取り組みを支援しており、23年度の早い時期にレベル4飛行の実証につなげたい考えだ。また、プロジェクト期間中は地域の小学校で、児童を対象としたドローン物流に関する教室も開催する予定だ。

▲飛行ルート

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LOGISTICS TODAY編集部
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