財務・人事三井倉庫ホールディングス(HD)は4日、2026年3月期連結業績予想を上方修正した。通期予想では、売上高は前回予想の2940億円から据え置く一方で、営業利益は同10億円増の210億円、経常利益は5億円増の200億円、最終利益は1億円増の103億円へと、それぞれ引き上げた。
自動車関連貨物の増加により航空貨物輸送の取扱が想定を上回り、上期業績が予想を上回る見通しとなったことが主な要因。
同日発表した第1四半期決算は、売上高が前年同期比12.2%増の736億2400万円、営業利益が同66.8%増の63億8500万円、最終利益が10.0%増の32億7200万円と大幅な増収増益となった。
主力の物流事業は、売上高が11.6%増の719億8700万円、営業利益が49.5%増の69億2300万円と好調。航空貨物の取扱増加に加え、欧州で前期に開設した物流拠点が寄与したほか、国内では流通小売業向けの新規業務も開始した。
不動産事業も好調で、売上高が45.6%増の19億5700万円、営業利益が2.2倍の7億7700万円となり、大幅な増収増益を記録した。
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