ロジスティクス日本郵船は23日、第16回「グループ環境経営連絡会」をオンラインで開催し、グループ会社82社の中から特に企業価値の向上に貢献した日本コンテナ輸送(東京都品川区)と近海郵船(同港区)の2社を表彰したと発表した。
発表によると、この連絡会はグループ会社の間で環境活動情報を共有し、グループ一体となって環境経営を推進するため、毎年開催している。ことしは11月に開催した。
表彰された2社はいずれも、ESG経営の実践として、環境負荷低減に積極的に取り組んだことが評価された。日本コンテナ輸送は、京浜間の陸上コンテナ輸送で6月からNeste(ネステ)社のバイオディーゼル燃料を導入した。ライフサイクルを考慮したCO2排出量削減への取り組みを実施した。近海郵船は、環境DNAを用いた海洋生態系調査に参加し、自社運航船を活用して海水中に浮遊するDNAを提供した。
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