墨田区の化学工場倉庫で火災【27日13時】｜短報

事件・事故複数のテレビメディアなどによると、27日午前10時ごろ、東京都墨田区の第一化学工業所の2階建て工場から出火し、これまでに工場の倉庫500平方メートルが焼け、現在も鎮火に至っていない模様。従業員十数人がいて、けが人がいるとの情報もある。

ツイッター上でも同日午前10時すぎから、現地で撮影したとみられる火災の動画が相次いで投稿されており、火災確認の直後に「ものすごい黒煙が上がっている」「爆発音もしている」といった投稿が見られる。また火災が起きた工場で化学薬品を扱っているとの情報を受け、発生周辺住民に対して「避難命令が出された」との投稿も見られる。

第一化学工業所のホームページによると、同社は1951年4月に油脂加工の工場として設立。化粧品大手へ液体石けんを納入するなど石けん・油脂関連のOEM供給元として成長した。液体石けん、ビルメンテナンス関連製剤、業務用化粧品の製造販売に加えて、製造ノウハウを生かした化成品加工請負に強みがあるとしている。