大和物流、ベトナムに2か所目の物流拠点を開設

国際大和ハウスグループの大和物流は5日、ベトナムの現地法人Daiwa Logistics Vietnamを通じて、物流拠点「ディーアンドロジスティクスセンター」を昨年12月に開設したと発表した。ベトナムの現地消費者に照準を定め、流通事業者や小売、EC（電子商取引）事業者向けに、日用雑貨や衣料品、飲料などの店舗配送や在庫管理といったサービスを提供する。

同国2か所目となる物流施設は、現地での物流サービス強化を目的に日系を含む多数の外資系企業が集積するビンズン省に開設したもの。南部にある主要港「カトライ港」まで30キロ、タンソンニャット国際空港まで20キロという立地の優位性を生かしながら効率的なソリューションを展開し、2023年度中に稼働率100％を目指す。

▲ディーアンロジスティクスセンター（出所：大和物流）

既存のドンナイ省にある「ロックアンビンソンロジスティクスセンター」と連携し、幅広い業種や業態の物流課題に対応するとしている。

23年度中にはベトナム北部でも3か所目となる物流施設を開設予定で、同国での自社運営の物流施設の延床面積は1万2000平方メートルになる見込み。

▲ベトナムの流通・小売事業者向け物流サービス事例

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LOGISTICS TODAY編集部
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