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船陸間情報共有PFを開発、旭タンカーとグリッド

2023年1月17日 (火)

▲船舶での活用シーン(出所:旭タンカー)

ロジスティクス海運業の旭タンカー(東京都千代田区)は17日、グリッド(同港区)と船陸間情報共有プラットフォーム「AGREE」を開発し、2022年11月から運用を開始したと発表した。

発表によると、旭タンカーは国内100隻の国内石油製品の海上輸送を担っている。そのなかで日々発生する動静連絡や異常気象の対応記録、燃料オーダーといったさまざまな航海関連情報について、荷主や船舶、船主と共有しながら業務を遂行している。一方で、こうした情報伝達手段はファクスやメールが中心で、DX(デジタルトランスフォーメーション)化による効率化が課題となっている。

PFのシステムは、船舶に設置したタブレット端末にアプリケーションをダウンロードして利用するもの。船舶側は直感的な操作で情報入力ができ、オペレーター・船主側はパソコンの管理画面から入力情報を確認できる。一部のデータは、オペレーターの基幹システムと連携させることで大幅に業務効率が期待できる。

同社は、船陸間だけでなく荷主側とのデータ連携も視野に入れており、海運業界のDX化を加速させる契機となるシステムとして訴求する方針。


▲AGREEアプリケーションの管理画面

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LOGISTICS TODAY編集部
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