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アルコール検知データで点呼簿無料作成、東海電子

2023年1月19日 (木)

サービス・商品東海電子(静岡県富士市)は18日、アルコール検知器のデータでトラックドライバーのデジタル点呼簿を作成できる簡易プログラムを開発し、特設サイトで無償配布を始めたと発表した。主に白ナンバー事業者を対象にしている。このプログラムで点呼簿や日誌のデジタル化に慣れてもらい、将来はクラウド型の専用システムを利用することを提案している。

発表によると、トラック運送の運行管理者や安全運転管理者には、ドライバーの点呼記録簿や運転日誌の作成と保存が義務付けられている。その際、専用の点呼システムがなくても、同社の簡易プログラムがあれば、記録型アルコール検知器2機種(ALC-PROII、ALC-miniIVIC)のデータ保存機能を使ってオリジナルの点呼記録簿や運転日誌が作れる。同プログラムは、多くの人が使い慣れた市販の表計算ソフトを利用した簡易的なものだという。

▲設置型アルコール検知器「ALC-PROII(出所:東海電子)

白ナンバー事業者の場合、緑ナンバー事業者ほどには専用点呼システムは必要ないかもしれないが、同社は「デジタルアルコール検知器を利用しているのであれば、まずは測定結果を使って点呼簿や運転日誌をデジタル化し、業務の効率化を図ってはどうか」と、呼び掛けている。

そして慣れた後、クラウド点呼システムやクラウド運転者台帳などのDX(デジタルトランスフォーメーション)関連製品の利用を検討するよう提案している。

■オリジナル点呼簿作成特設サイト
https://lpfo.tokai-denshi.co.jp/originalpaper

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LOGISTICS TODAY編集部
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