凸版印刷、物流データの可視化・分析支援サービス

サービス・商品凸版印刷は23日、物流現場や業界の変革を支援するDX（デジタルトランスフォーメーション）のプラットフォーム「LOGINECT」（ロジネクト）を展開していくと発表した。第1弾として、さまざまなデータを可視化する「LOGINECTデータ可視化」のサービス提供を2月から始める。

発表によると、データ可視化サービスは、物流業務で発生する倉庫内在庫や出荷実績、輸送車の積載量などのさまざまなデータを集約し、可視化するもの。在庫や輸送の状況が可視化され、課題解決施策の検討が迅速に行えるという。50種類以上の項目を管理できるアプリ、データやダッシュボードのレイアウトを標準化した上で提供するため、企業は導入から短時間で物流状況の分析を開始でき、導入コストも抑制できる。

▲「LOGINECT」データ可視化サービスの概要（出所：凸版印刷）

凸版はこれに続き、倉庫内のデジタルピッキングシステムなどとも連携した庫内従事者の稼働状況やモノのトレーサビリティーの可視化、AI（人工知能）を活用した機械学習による物流業務の自動分析などへと、サービスを拡充していく考えだ。

データ可視化サービスの価格は月額7万5000円～30万円。すでに資生堂が利活用実証実験に使っている。1月25日から27日まで東京ビッグサイト（東京都江東区）で開かれる「第7回スマート工場 EXPO 2023」でも展示する（ブース番号：60-16）。

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LOGISTICS TODAY編集部
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