ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

生協業務に特化した倉庫管理システム、SCSK

2023年1月26日 (木)

ロジスティクスSCSKは26日、入出庫・在庫といった倉庫管理に必要な機能を搭載した「atWill Template 倉庫管理」について、東都生活協同組合(東京都世田谷区)に採用されたと発表した。週単位で扱う商品が大幅に変化する生協業務独自の特性を踏まえ、カスタマイズされた倉庫管理の標準機能や柔軟かつスピーディーなシステム開発などが導入の決め手になったという。SCSKは今後、小売業の倉庫管理に必要となる商品の「ロケーション設定機能」を追加し、サービスの機能強化を図る。

「atWill」は製造業向けに開発された業務システム。今回採用されたのは倉庫における入荷から検品、ピッキング、梱包、出荷まで一連の庫内業務の効率化に寄与するものだ。さまざまな業務に適合するだけでなく、独自性の強い業務内容にもフィットさせる開発スキームにも強みがある。

発表によると、東都生協が運用中の2拠点における物流センターの業務プロセスとシステム・ツールは異なるものを使用している。付随する業務の非効率さや品質のバラつきの解消に課題があり、センターで使用している集品システムの入れ替えに伴い、関連する倉庫管理システム全体を刷新する検討を進めてきた。

新システム導入に際して、2拠点のシステム・ツールの集約を図るとともに、入出庫・在庫管理の業務共通化や業務効率のアップを目指す。さらに、賞味・消費期限に基づく「温度帯、出荷限界管理」機能を強化し、商品管理レベルを一層向上させるとともに食品ロス削減にも取り組む。

▲2拠点のシステム・ツールの機能を統合(出所:SCSK)

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com