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カインズ、大型物流施設にYEデジタルのWES採用

2023年2月1日 (水)

▲次世代大型物流センターのイメージ(出所:カインズ)

拠点・施設YE DIGITAL(YEデジタル、北九州市小倉北区)は1日、自社の倉庫自動化システム「MMLogiStation」がカインズに採用され、三重県桑名市に建設中の次世代大型物流センターに導入される、と発表した。大規模な施設内に導入される7社のマテハン機器やロボット設備の一元制御・同期を行うWES(倉庫運用管理システム)として採用された。

▲MMLogiStationのイメージ

発表によると、カインズが全社横断で使用しているWMS(倉庫管理システム)から、倉庫ごとに導入される機器や設備を制御するWCS(倉庫制御システム)を分離し、柔軟な設備構成や運用フローを実現する。WMSへのカスタマイズを最小限にとどめ、開発費を削減するほか機器制御を一元化することで作業効率化や省人化につなげられる利点が評価された。また、新たな追加設備の導入も迅速に実現できる拡張性の高さが採用の決め手になったという。2024年2月の稼働開始に向けて導入を進めるとしている。

カインズは全国展開する店舗にスムーズな商品供給を行うため、物流センター網と配送体制、店舗作業の標準化につながる物流システム構築に注力している。次世代大型物流センター開設は、さらなる物流サービスレベル向上を目指し、最新のマテハン機器やロボット設備を活用することで保管と出荷能力を高めるのが狙い。

施設は地上4階建てで延床面積は9万5000平方メートル。取引先から納品された商品を中京地区の各店舗へ配送する機能を担う、西日本最大の物流拠点「マザーセンター」と位置付けられている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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