ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

Volvo Trucks、長距離に適したバイオLNG燃料使用

2023年2月2日 (木)

(出所:Volvo Trucks)

国際Volvo Trucks(ボルボ・トラック、スウェーデン)は1日、液化バイオガス(通称・バイオLNG)で走行するトラックを発売すると発表した。強力な新型ガスエンジンを搭載し、長距離輸送に耐えるとともに、CO2排出量を削減できるという。

発表によると、燃料のバイオLNGは、生ごみを含むさまざまな有機廃棄物から製造した再生可能燃料で、CO2排出量を最大100%削減することができる。ボルボFHとFMのガスエンジン搭載車に使用すると、従来燃料使用時の420~460馬力を上回る500馬力の出力が可能という。エンジンを改良して燃費も最大4%向上し、燃料タンクも10%拡大して航続距離を延ばした。

販売車両はボルボFHとFM、FMXをベースにしたトラックで、バイオLNGのほかLNG(液化天然ガス)にも対応する。航続距離は最大1000キロ。ディーゼルトラックと同等の走行性能がある。

欧州には600か所以上のバイオLNGの燃料ステーションがあるといい、同社は長距離輸送への活用を想定している。担当幹部は「バイオガスは、電気自動車を補完する燃料であり、物流事業者の環境負荷低減への取り組みを後押しする」とコメントしている。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com