東京ガス、CNG燃料用いたLNGローリー輸送を来月開始

荷主東京ガスは17日、圧縮天然ガス（CNG）を燃料としたLNGローリー車によるLNG輸送を12月から国内で初めて開始すると発表した。

燃料を軽油とCNGに増やすことで燃料供給の安定性を高める狙い。これまでの軽油を燃料としていた場合に比べ、年間5-10％のCO2排出量を削減するという。

ローリー車は、輸送業務を委託しているニヤクコーポレーションがいすゞ自動車製のトラクタにCNGエンジン、CNG容器の搭載などの改造を施し、車両の保有、維持管理、運転・運行管理を行う。

環境省が国土交通省と連携して実施した「大型CNGトラックを活用した低炭素中距離貨物輸送のモデル構築事業」に採択された。