DHL、F1の機材運搬用にバイオ燃料トラック18台

サービス・商品DHLは2日、フォーミュラ1（F1）の機材運搬用で、バイオ燃料トラック車両18台を新たに導入すると発表した。F1は、2030年までに、温室効果ガス排出と除去のバランスが均衡状態「ネットゼロ」の達成を目指しており、環境対応トラックで支援する。

導入するのは、植物油、使用済み食用油、残渣（ざんさ）、動物性脂肪を原料とする再生可能燃料「HVO」（水素化処理植物油）を使用し、走行するトラック。ディーゼル車と同等の積載量や走行距離などの性能を維持しながら、二酸化炭素排出量を削減する。

（出所：DHL）

1000リットルのタンクで、トラック1台あたりの最大輸送可能重量が40トン、最大走行距離は3500キロを実現した。トラック車両1台あたり、標準燃料と比較し最低でも60％か、それ以上の二酸化炭素排出量削減が可能という。23年の欧州でのF1全戦に投入する。

DHLとF1では、サステイナビリティへの影響を考慮し、環境フットプリントを最小限に抑えるための継続的な取り組みの一環として、今後数年間、トラックの使用を拡大していく考え。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

LOGISTICS TODAY編集部
メール：support@logi-today.com