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室蘭-青森航路が10月に開通、津軽海峡フェリー

2023年2月6日 (月)

▲室蘭-青森航路で運航する「ブルーマーメイド」(出所:津軽海峡フェリー)

国内津軽海峡フェリー(北海道函館市)はこのほど、室蘭港(同室蘭市)と青森港(青森市)を結ぶ航路を、ことし10月に開設する予定だと発表した。従来からの函館-青森、函館-大間(青森県大間町)の両航路と合わせ、同社のフェリー運航は3航路となる。国土交通省への許可申請を今後行う予定だ。

同社によると、新航路開設の目的は、トラックドライバーに残業規制が課されることによる「物流の2024年問題」への対応だ。ドライバーの労働時間削減のため、トラックを海上輸送するモーダルシフトを、現在の短距離2航路に加えて中距離の室蘭-青森航路(205キロ)でも行えるようにし、利用者の選択肢を広げる。旅客面でも札幌圏へのアクセス向上や函館-室蘭の観光コースをつくる狙いもある。

運航する船は「ブルーマーメイド」(8820総トン)で、車両積載能力は12メートルトラックで71台、または乗用車で230台。旅客定員583人。速力20ノット。予定運航ダイヤは、往路が室蘭20時発、青森翌日3時着(7時間)。復路が青森9時発、室蘭15時45分着(6時間45分)。日曜日の室蘭発と月曜日の青森発を除いて1日1往復する。

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LOGISTICS TODAY編集部
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