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三菱自の軽商用EVミーブ、24年インドネシアで生産

2023年2月17日 (金)

▲インドネシアの展示会で披露されたミニキャブ・ミーブ(出所:三菱自動車)

荷主三菱自動車工業は16日、軽商用電気自動車(EV)「ミニキャブ・ミーブ」を2024年からインドネシアで生産すると発表した。同車種では初めての海外生産で、東南アジアでのEVニーズの高まりに応える。同車種は21年に一度生産を終了した後、脱炭素化の広がりで需要が高まり、22年に販売を再開した経緯があり、一転してグローバルモデルの一角へと成長することになった。

発表によると、インドネシアでは生産合弁会社Mitsubishi Motors Krama Yudha Indonesia(ミツビシ・モーターズ・クラマ・ユダ・インドネシア)で生産する。工場はジャカルタから東に37キロの西ジャワ州ブカシ県にあり、現在はパジェロスポーツやエクスパンダー、エクスパンダークロスを生産している。

ミニキャブ・ミーブは国内唯一の軽商用EVで、ワンボックスタイプ。駆動用バッテリーと小型・軽量・高効率なモーターを搭載し、駆動用バッテリーをフロア中央に配置するなどして大容量の荷室を確保している。日本では11年12月から配送業などを中心に販売されたが、昨年3月末に一時生産を終了。その後は一部の法人向けに販売を続けていたが、環境に配慮した持続可能な事業活動を展開する物流業界や、自治体などで軽商用EVの需要が高まり、22年11月に販売を再開していた。

三菱自が軽商用EVミーブ再販、脱炭素化需要増で

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