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三菱自が軽商用EVミーブ再販、脱炭素化需要増で

2022年10月14日 (金)

▲ミニキャブ・ミーブ(出所:三菱自動車工業)

荷主三菱自動車は13日、ワンボックスタイプの軽商用車EV(電気自動車)、ミニキャブ・ミーブの一般向け販売を11月24日から再開すると発表した。カーボンニュートラルなど脱炭素化の取り組みが加速するなか、「サステナブルな事業活動を展開する物流関係や自治体などで需要が高まっている」ことを受け再販を決めた。

同モデルは2011年12月から配送業などを中心に販売されたが、昨年3月末に一時生産を終了。その後は一部の法人向けに販売を続けていた。総電力量16キロワット時の駆動用バッテリーと小型で軽量かつ高効率なモーターなど世界初の量産EV「アイ・ミーブ」で実績のあるEVシステムを搭載している。

充電1回当たりの航続距離は133キロ(WLTCモード)。同社調べでは、軽商用バンのドライバーの77%が1日に走行する距離は65キロ未満という。このため、1日の業務終了後、充電すれば翌日に充電が完了した状態で使用でき、主に移動範囲が限定的な配送業などで利用されている。

▲荷室ユーティリティーが強化され、用途に合わせて多彩にアレンジできる。

荷室も大きな段ボール(600×450×600ミリ)を14個積むことができる大容量を確保。荷物固定用のフックや荷室を仕切るレール設置がしやすいように、10か所のユーティリティーナットを標準装備するなど、商用車として幅広い用途で活用できる設計とした。

このほか再販に伴う変更点として、ルームミラー・ドラミラーの変更やオートライトコントロールの追加などを行っている。

メーカー小売希望価格は税込み243万1000円〜245万3000円。

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LOGISTICS TODAY編集部
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