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サウジ港湾に22万平米のロジパーク着工、マースク

2023年2月17日 (金)

▲ロジスティクスパークの完成イメージ(出所:A.P.Moller-Maersk)

国際欧州物流大手のA.P.Moller-Maersk(A.P.モラー・マースク、デンマーク)は16日、サウジアラビアのジェッダ・イスラム港で同国最大の総合ロジスティクスパークを着工したと発表した。

発表によると、同パークはサウジアラビア港湾局との共同事業で、総投資額は3億4600万ドル(463億円)。敷地面積は22万5000平方メートル。複数の施設で構成され、冷蔵物流倉庫を含む倉庫・流通施設が総面積の70%以上を占める。積み替えや航空貨物、LCL(混載)貨物のハブとして機能し、EC(電子商取引)専用のフルフィルメントセンターが同国でのECの急速な普及に対応する。年間20万TEU近い荷物の取り扱いが可能という。

施設全体の電力に再生可能エネルギーを使用し、使用するトラックには電気自動車を使用する。最新の倉庫管理システムやデジタルソリューションを導入し、最適化された工程で高い生産性を実現する。同国内で2500人以上の直接・間接雇用が創出される見込みという。

16日には、同国港湾庁の総裁や駐サウジアラビアデンマーク大使、マースクのサウジアラビア代表らが出席して起工式が行われた。

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LOGISTICS TODAY編集部
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