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東京港CTの待機時間は改善・悪化が混在、東京ト協

2023年2月21日 (火)

(イメージ)

調査・データ東京都トラック協会海上コンテナ専門部会は20日、毎年2回行っている東京港各コンテナターミナルでの海上コンテナ車両待機時間調査について、2022年12月の第21回調査の結果を発表した。ターミナルごとに待機時間の長短があり、過去の調査結果との比較でも改善に向かっているターミナルとそうでないところとが混在している。

今回の調査は12月2日から23日にかけ、関東1都6県と山梨県のトラック協会に属する運送事業者のうち29社(店)を対象に行った。12ターミナルごとに、コンテナ搬出・搬入にかかる時間(並び始めからゲートアウトまで)を調べた。

その結果、平均待機時間が最も長かったのは、青海A-1(山九/伊勢湾海運)のターミナルで、2時間10分だった。最長では8時間35分かかっていた。逆に最も短かったのは、大井7号(ユニエツクスNCT)ターミナルで、28分だった。最短の待機時間は4分だった。

12月調査の直近4回の結果を基に平均待機時間の推移を調べてみた。新型コロナウイルス感染症の拡大直前の2019年から、感染拡大期を経て今回の22年までを比較した(2019→20→21→22年)。

例えば、大井2号(ダイトーコーポレーション)では、1時間8分→1時間22分→1時間51分→1時間27分と推移し、コロナ禍の進展とともに待機時間は伸長し、経済・社会がいくぶん落ち着きを取り戻してきた今回は、3年ぶりに短縮した。一方、青梅A-1では、1時間51分→1時間54分→1時間43分→2時間10分と、待機時間がコロナ禍後期の21年にいったん短縮した後、翌22年から伸長に転じている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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