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東ト協調べ

東京港・コンテナ車両待機時間、9割で1時間以上

2015年9月24日 (木)

調査・データ東京都トラック協会はこのほど、海上コンテナ専門部会が関東7都県のトラック協会海上コンテナ部会に所属する事業者のうち29店社を対象に、東京港のコンテナターミナルで海上コンテナ車両が待機に要している時間を調査し、結果をまとめた。調査期間は5月10日から同月30日まで。

調査結果によると、待機時間が1時間を超えたターミナルは調査対象12か所のうち、昨年の調査時と同様11か所(91.7%)に上った。中央防波堤内側外貿雑貨ふ頭では、輸入実入りコンテナ搬出時の待機時間が2時間を超えた。

作業別でみると、輸出にかかわる空コンテナ搬出で1時間を超えたのは2ターミナルと前年の11ターミナルから大幅に減少したが、実入りコンテナの搬入は5ターミナルとなり、1か所増えた。輸入作業では、実入りコンテナの搬入作業で1時間を超えたのが5ターミナル(前年は8ターミナル)、空コンテナの搬入は前年と同じ7ターミナルとなった。

前回調査時と比べ、改善した部分があった一方で悪化した作業もあり、全体を通じて改善感に乏しい結果となった。