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青果物の鮮度維持輸送に成功、電解装置で|短報

2023年2月28日 (火)

フード花き卸売の大森花卉(東京都大田区)は2月27日、JAとまこまい広域との共同研究成果を発表した。それによると、鮮度を維持する電解発生装置「WAVEMAGIC」を使用し、常温でほうれん草の鮮度を保ったまま輸送できたと明らかにした。

WAVEMAGICは、特殊な電解を発生させて青果物内の水分の構造を変化させることで、水分の蒸散を防ぐとともに雑菌を抑制する機能がある。実験は33度を超える暑さの中、エチレンガス分解フィルム「FRESHMAMA」を併用して、ゆうパックによる常温輸送で実施。3日間の輸送期間後の水分ロス率は2%だった。処理をしなかったほうれん草の水分ロス率は11.4%。


▲(左から)電解発生装置による処理をしていない水分ロス率11.4%のほうれん草、処理をした水分ロス率2%のほうれん草(出所:大森花卉)

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