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軸重超過取締り強化へ自動測定器活用、全国の高速

2023年3月10日 (金)

▲高速道路本線の軸重計(出所:日本高速道路保有・債務返済機構)

拠点・施設全国の高速道路で4月1日から、自動軸重計を活用した、軸重超過で走行するトラックなどの指導取り締まりを開始する。道路への損傷や甚大な事故防止が目的。従来の料金所での取り締まり活動と併せて、法令違反する事業者への指導を強化する。日本高速道路保有・債務返済機構が10日に発表した。

発表によると、自動軸重計を活用した取り締まりを行うのは、東日本、中日本、西日本、首都、阪神、本州四国の6高速道路会社が管理する高速道路。自動軸重計により軸重超過の車両の実態を把握し、違反を繰り返す事業者に警告と是正指導を行う。

その上で、さらに違反走行をした事業者には、是正指導内容の公表や特殊車両通行許可の取り消し、告発も行う。また高速道路での大口・多頻度割引制度で違反点数を科す場合もある、と注意を呼び掛けている。

軸重超過は車両制限令違反になり、道路を傷めるだけでなく、横転事故などの原因にもつながる危険行為。軸重はそれぞれの車軸にかかる重量で、軸重20トンの車が走行すると、道路への影響は軸重10トン車の4000倍になる。また、車両総重量が制限値以下でも、荷物の積み方が偏っていると軸重超過になるおそれがある。

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LOGISTICS TODAY編集部
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