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韓国ポスコ、現代と共同で中国に国際物流ハブを開発

2012年9月25日 (火)

ロジスティクス韓国の鉄鋼大手・ポスコは、現代グループと共同で中国・琿春市に国際物流団地を開発する。中国東北3省を中心に物流ハブを構築する戦略事業で、1.5平方キロメートル(45万坪)の敷地を中国政府から50年間賃借し、インフラと税制優遇などの提供を受けて物流倉庫、コンテナヤード、集配送施設などを開発・運営する。

今月11日に着工した第1期工事は来年12月に竣工し、2014年1月から運営を開始。第2、3期工事を追加で進め、最終的には19年度まで開発する計画。主に穀物、水産物加工品、自動車部品、衣類などを取り扱う。

中国政府はことし4月、ポスコ現代国際物流団地を含む琿春市一帯の90平方キロメートルを「国際合弁模範区」に指定。これにより、吉林省と黒竜江省では主用品の物流量が現在の2億300万トンから2020年に4億3100万トンへ、今後8年間で2.1倍に成長する見込み。

ポスコは、琿春国際物流団地を同社グループの「北方物流ハブ」とともに資源開発のための基盤施設として機能させるほか、東北3省とモンゴル、ロシアなどの接境地域へ事業を拡大するための橋頭堡とする。

■ポスコ・現代が国際物流ハブを開発する琿春市の位置
[googlemap lat=”42.862821″ lng=”130.366036″ align=”undefined” width=”440px” height=”240px” zoom=”4″ type=”G_NORMAL_MAP”]吉林省 延辺朝鮮族自治州 琿春市[/googlemap]