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セイノーHD、復興従事者向けホテルのロジを担当

2012年9月26日 (水)

話題東日本大震災から1年半経った東北で、復興作業の従事者向け宿泊施設が不足する中、長期滞在社用のホテル「バリュー・ザ・ホテル名取」(宮城県名取市)が10月1日にオープンする。

 

バリュー・ザ・ホテル名取の完成予想図

バリュー・ザ・ホテル名取の完成予想図

このホテルは、価値開発(東京都千代田区)が、短期間に低コストで建設できるよう、中国の工場で1本の貨物用コンテナを2部屋のシングルルームに改装し、そのまま海上輸送して数週間でつくり上げる。

この一連のロジスティクスを請け負っているのがセイノーグループで、国際複合一貫輸送などを手掛けるセイノーロジックス(横浜市西区)は、314室のシングルルームと通路になるコンテナ172本、ベッドなどの家具が入った14本のコンテナの海上輸送を担っている。

 

搬出入作業の様子

搬出入作業の様子

家具の搬入と設置は西濃運輸仙台支店、山形支店が担当し、コンテナ輸送や建設日程に合わせた船のスケジュール調整、家具搬入人員の調整などをグループ上げて取り組んでいる。

バリュー・ザ・ホテルは名取市での開業後も宮城県三本木市、東松島市、石巻市、黒川郡大和町、福島県双葉郡広野町と合わせて6施設の開業が計画されている。

■バリュー・ザ・ホテル名取の位置
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