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日本金属、マレーシアにコイルセンター開設

2012年9月28日 (金)

拠点・施設日本金属は28日、東南アジアで販売競争力を強化するため、マレーシア・ジョホール州にコイルセンター子会社「日本金属マレーシア」を設立することを決めた。

同社は製造拠点をタイに集約し、販売拠点をタイとシンガポールの展開しているが、タイで港湾処理能力が不足していることから、輸送上の問題が発生。洪水などの自然災害に対するリスク回避も考慮し「供給不安を払拭するためには東南アジア地域をカバーするコイルセンターの追加新設が急務」と判断。マレーシアのジョホール・バルで高品質ステンレス鋼帯の製造・販売を担うコイルセンターを新設することにしたもの。

東南アジア南部、西部市場へのサービス体制を強化し、タイ、マレーシアの二拠点化で自然災害のリスクをヘッジし、製品の安定供給を確保する。

■日本金属マレーシアの概要
立地:マレーシアジョホール州ジョホール・バル
敷地面積:4000平方メートル(賃借)
建屋面積:1900平方メートル(同)
設備:切断機2機、その他付帯設備
能力:200トン/月(平均板厚0.2ミリメートル時)
人員:11人(うち日本人3人)
稼動開始:2013年7月