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寺岡精工「“ハカル”からはじまる物流DX」に相談多数

2023年4月12日 (水)

イベントきょう開幕した関西物流展で、一風変わったメッセージに来場者が惹きつけられている。“ハカル”からはじまる物流DX。独創的なアプローチで物流現場の課題解決を目指す計量機器メーカー、寺岡精工(東京都大田区)のブースだ。

▲出展ブース(出所:寺岡精工)

出展の目玉は、摘み取り方式のピッキングに対応する計量器内蔵ピッキングカートと、種まき方式のピッキングに対応する重量減算式カートとシャッターアソートシステムの連携。ネットスーパーや小売・通販業界での活用を想定して開発したものだが、「物流現場で使ってみたい」という声が寄せられている。寺岡精工ロジスティクスソリューション事業部の井上隆央次長によると、「小売・流通業界の方にもお越しいただいているが、物流業界で『自社拠点のピッキング精度が悪い』『精度はいいけど効率が悪い』といった悩みを持つ方も多くお越しになっている」といい、“ハカル”技術を用いたピッキング作業の効率化に物流業界も高い関心を示している。

▲計量器内蔵ピッキングカートの機能を説明する寺岡精工の井上隆央氏

寺岡精工の出展ブースでは、こうした悩みを持つ来場者に対して簡単な質問表を用意。小売・流通・物流の現場ごとに異なる悩みに丁寧に耳を傾け、「業界最多」を誇る”ハカル”技術のソリューションで課題解決を支援する。特に、食品や医薬品、化粧品などの小物を指定数量でピッキングするような現場で強みを生かせるという。必要に応じて現場に実機を持ち込んでデモンストレーションをすることもあるといい、現行のピッキング作業と比べてどれくらい効率化できるのかを目の前で確認することも可能だ。従来の手法で効率化が進まない方は、まったく新しい”ハカル”技術のアプローチを試してみるのもいいだろう。

関西物流展特集2023 -LT Special Reports-

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LOGISTICS TODAY編集部
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