中小運輸業支援の情報基盤を構築、ウイングアーク

サービス・商品ウイングアーク1st（東京都港区）は13日、運輸デジタルビジネス協議会（TDBC、東京都港区）、サステナビリティ・DX推進協議会（SDXC、立川市）、商工組合中央金庫（中央区）とともに、中小運輸事業者に対する伴走型支援プログラムの提供体制を構築したと発表した。

プログラムは商工中金が取引する1万社の物流関連企業の顧客基盤を下地に、4社が強みとする領域をそれぞれ担当。中小運輸事業者に対して、事業計画の策定やDX（デジタルトランスフォーメーション）推進などを伴走型で支援する。ウイングアークは、データ活用ノウハウを生かした中小企業支援プラットフォーム「BanSo」（バンソウ）を連携させたトータルソリューションを提供する。

ウイングアークはバンソウをプログラムと連携させることで総合データベース基盤を形成し、情報を可視化する。例えば、SDXCによる計画策定支援を受けた中小企業が財務情報などをデータベースに登録すると、SDXCや中小企業だけでなく、その先の事業や金融支援を担う商工中金にもデータが可視化される。

▲「BanSo」による情報可視化の仕組み（クリックで拡大、出所：ウイングアーク1st）

SDXCは中小企業診断士の下で事業計画書策定や補助金活用を支援する。TDBCはDX領域を担い、現状の課題の整理、解決策の仮説立証、実証実験を経て実装までを補助。商工中金は経営支援やDX投資のための融資も行う。

▲支援プログラムの概要（クリックで拡大）

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LOGISTICS TODAY編集部
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