ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

AnyMind Group、海外配送新システムの提供開始

2023年4月19日 (水)

ECAnyMind Group(エニーマインドグループ、東京都港区)は19日、同社が提供する物流管理プラットフォーム「AnyLogi」(エニーロジ)に、海外配送に必要な送り状やインボイス発行、集荷手配が自動で行える新機能、海外配送自動化機能の提供を開始すると発表した。

(出所:エニーマインドグループ)

海外配送自動化機能は、エニーロジが自動連携できる、カナダに拠点を置くeコマースShopify(ショッピファイ)やシンガポールの電子商取引プラットフォームShopee(ショッピー)などのECカートやモールから配送先情報を取得して、配送時間と料金で最適な配送会社の複数候補を提案する。また、配送会社の送り状とインボイスを発行し、管理画面上で集荷手配を行うことも可能だ。

通常、各配送会社のウェブサイトや電話で集荷依頼をする必要があるが、エニーロジの管理画面上から、複数の配送サービスに対して集荷を依頼できる。さらに、既存の倉庫を利用しながら、ソフトウェアだけを使用することも可能。海外消費者からの返品リクエストに応じて、現地消費者の自宅までの集荷手配と着払い対応も実装の予定だという。

エニーマインドグループによると、「国際的な電子商取引においては、国や商材によって最適な配送会社を見つけることや配送料金と時間をタイムリーに知ることが難しく、返品対応は複数のプロセスを経る必要がある。返品においては、集荷手配が難しく、発送された商品の追跡や到着確認に時間を要し、非常に複雑なプロセスとなっている」という。「こうした問題を解決するため、海外進出や新規販売ルート開拓を目指すブランド企業や小売企業、越境EC物流の配送代行サービスを提供している物流事業者向けに、海外配送自動化を提供することにした」と述べた。

■この記事は、要点を絞ってお伝えする「短報」(*災害、事故など速報ニュースも対象)です。「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに取材を実施したうえで、詳細記事や続報の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com