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京東、低温物流高度化へFII研究所と戦略提携

2026年2月13日 (金)

国際中国最大手EC(電子商取引)の京東商城は12日、サウジアラビアを拠点とする非営利財団FIIインスティテュートと、グローバル物流・サプライチェーン分野での革新を目的とした3年間の戦略的パートナーシップを締結したと発表した。両者は、物流インフラの強靱化やデジタル化を軸に、実証事業や共同研究を通じて実装型の取り組みを進める。

京東は、倉庫運営から輸送、ITまでを一体で設計する自社型物流を強みとしており、今回の提携では冷蔵倉庫やコールドチェーンを含むサプライチェーン全体の高度化が重要テーマとなる。食品や医薬品など温度管理を要する分野では、在庫可視化や自動化設備を組み合わせた冷蔵倉庫網の整備が、供給安定性とコスト抑制の両立に直結する。京東はこうした知見を生かし、中東を含む成長市場での冷蔵・低温物流の最適化を支援する構えだ。

提携の枠組みでは、FII研究所が持つ国際的な政策・投資ネットワークと、京東のスマート倉庫やデジタルサプライチェーン技術を結び付ける。具体的には、レジリエントで持続可能な物流モデルの共同研究や、冷蔵倉庫を核とした高付加価値物流の実証プロジェクトを、FII主催の国際プラットフォーム上で展開する計画だ。

京東は欧州でも物流投資を加速している。10日には欧州向け宅配サービス「JoyExpress」(ジョイエクスプレス)を立ち上げ、60超の倉庫・デポを基盤に、常温から低温までをカバーする一貫物流を構築すると発表した。冷蔵倉庫やコールドチェーンを含む統合型物流の整備は、EC事業「Joybuy」(ジョイバイ)を支えるだけでなく、将来的には外部荷主向けサービスの拡張も視野に入れる。

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LOGISTICS TODAY編集部
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