ロジスティクストレードワルツは4月28日、ボストン・コンサルティング・グループ(BCG)と共同で、貿易情報の連携プラットフォーム「Trade Waltz」(トレードワルツ)の海外展開支援事業「インフラFS」に採択されたことを発表した。
インフラFSは、老朽化したインフラ(上下水道、道路、鉄道など)の補修やバージョンアップが社会課題となっている先進国や中東・アジアの都市部を対象に、日本の優れたインフラやデジタル技術を現地に導入することを目的としている。今回、BCGとトレードワルツは、米国、タイの貿易手続きでのインフラとしてTrade Waltzを位置づけ、その実施可能性調査を行う。
調査では、米国で貿易プラットフォームが必要とされるか、運用可能な通信・インフラ環境か、販売した時に収益性があるかなどの市場調査が実施される。また、タイに関しては、ブロックチェーンの共同保有が技術的・経済的に有効かどうかを調査する。
トレードワルツ取締役COO、CMO、グローバル&アライアンス事業本部長の染谷悟氏は、「ASEAN・APECだけでなく、インド太平洋地域のサプライチェーン強靭化に貢献したいと考えている。そのためには、日米の連携は必要不可欠なため、今回貿易PFの米国展開の可能性を調査していく。またブロックチェーンを国際間で共同保有する取組を一歩踏み出すことで、世界規模での信用基盤構築へ歩を進めていく」とコメントしている。
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