パルシステム千葉、｢寄贈用｣食品の注文受付

▲2022年度フードドライブ開催時の仕分け作業の様子（出所：生活協同組合パルシステム千葉）

フード生活協同組合パルシステム千葉（千葉県船橋市）は5月1日から5月26日まで、家庭の未利用食品を回収し、生活困窮世帯に提供するフードドライブを利用者に呼びかけ、注文受付を開始したと発表した。宅配の物流網を活用し、家庭から食品を回収するだけでなく、注文で食品を寄贈できる新たな仕組みも導入された。食品は、県内フードバンクを通じて必要とする世帯に届けられます。

フードドライブでは、毎週12万6000世帯を訪問する宅配トラックを活用し、配達時に家庭の未利用食品を回収する。また、在庫がなくても参加できるよう、寄贈用食品セットの注文も受け付けている。パルシステムオリジナル商品3種を含む「まごころセット」（税込384円）を注文し、フードバンクへ届けるのは同生協初の試みだ。

回収した食品は、県内9か所の配送センターで賞味期限の点検や仕分け作業が行われ、近隣のフードバンクなどに寄贈される。仕分け作業には、宅配利用者がボランティアとして参加することが呼びかけられており、学習会を通じてフードドライブへの理解を深めた後、職員と一緒に作業を行い、寄贈先へのメッセージカードを作成する。寄贈先団体には、フードバンクちば、フードバンクふなばし、とうかつ草の根フードバンクなどが予定されている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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