パルシステム千葉、未使用食品を困窮世帯へ｜短報

▲ボランティアによる仕分け作業（出所：パルシステム連合会）

フード生活協同組合のパルシステム千葉（千葉県船橋市）は20日、家庭で使われないまま置かれている食品を生活に困窮する世帯へ提供するフードドライブを10月3日から28日まで実施すると発表した。宅配の物流網を活用して、商品配達時に提供食品を引き取る。集めた食品は同県内のフードバンクを通じて食べ物を必要としている家庭へ提供する。提供された食品は賞味期限別の仕分け作業が必要となるため、パルシステム千葉の利用者にボランティア参加を呼び掛ける。参加者はフードドライブの意義を修得するため配送センターなどで学習会に参加したのち、仕分け作業に従事する。パルシステム千葉では2016年度からフードドライブを実施。21年度は6.1トンの食品提供があった。今年度も同様に5月に食品提供を呼び掛け、2.4トンを寄贈している。

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